2021年5月31日月曜日

《今日の言葉》  12日目【山椒は小粒でもぴりりと辛い】

   《今日の言葉》 

12日目【山椒は小粒でもぴりりと辛い

からだは小さいが気性才能がひじょうに鋭く、力を発揮する人のたとえ。
山椒の実は小さいがとても辛いところからいう。

(由来)
山椒の実は小さく見えるけれども、とても辛くてインパクトがあるところから来ています。そこから発生した言葉で、とにかく体が小さい、組織としての人数や規模が小さいのに、スポーツができる、武芸に達者である、技能に優れているという強さを持っているために決してあなどることができない、あなどってはいけないという意味で使われてきました。

このことわざは間違えた使用法が多いことでも有名なことわざで、「体は小さいがもたらす害が大きい」という意味で使用するのは誤りです。
体の小さい子供があちこちで大きな迷惑をかけていたり、数の少ない集団が暴力行為などで大きな騒ぎを起こす時に使用している状況がありますが、本来このような意味で使うものではないのです。
こういったマイナスの意味合いで使うのではなく、「体は小さいが能力が優れている」というようにあくまでプラスのイメージで使われることわざなのです。

【TaxBlueは小さな事務所だけど、侮れない事務所です】

TaxBlue 西出吉辰税理士事務所 総務課 山内

2021年5月28日金曜日

《今日の言葉》  11日目【百聞は一見に如かず】

  《今日の言葉》 

11日目【百聞は一見に如かず

 「百聞は一見に如かず」は「百回も聞くより、一回でも見る方がよくわかる」という意味のことわざです。何度くり返し聞いても、一度でも実際に見ることには及ばない。何事も自分の目で確かめてみるべきだという教え。

これは中国の漢書「趙充国伝」にある「敵地を自分の目で見て企図し、戦略を立てる」という話が由来となっています。それにはこう書かれている。

漢の宣帝が反乱を起こしたチベット系の遊牧民族(匈奴)を鎮圧するために、趙充国に必要な戦略と兵力を尋ねた。充国は「百聞は一見に如かず。兵は遠く離れていては戦略が建てにくい。急いで金城まで向い、そこから戦略を献上したいと思います。」と言いました。この時の「百聞不如一見」が「百聞は一見にしかず」の語源です。それから1年、趙充国は見事に匈奴の反乱を鎮めたそうです

TaxBlue 西出吉辰税理士事務所 総務課 高木

《今日の言葉》  10日目【思い立ったが吉日】

  《今日の言葉》 

10日目【思い立ったが吉日】

何かをしようと思ったら、その日が吉日としてすぐに始めるのがよいということ。
「吉日」は暦で縁起がいい日。

(由来)

「思い立ったが吉日」の由来は、能の曲目である「唐船(とうせん)」にあります。その会話の中で、「思い立つ日を吉日」というセリフがあり、ことわざとして使われるようになりました。

「吉日」とは、何かをするには縁起(えんぎ)のいい日、めでたい日を指します。特に大安の日は、昔から縁起のいい日とされていますよね。「大安吉日」という言葉まであります。

TaxBlue 西出吉辰税理士事務所 総務課 山内



2021年5月26日水曜日

《今日の言葉》  9日目【七転び八起き】

 《今日の言葉》 

9日目【七転び八起き】

「七転び八起き」とは「何度失敗してもめげずに立ち上がって努力すること」や「人生の浮き沈みが激しいことの例え」を意味することわざです。

「七転び八起き」が「転んだ数だけ起き上がること」を意味するのであれば、七回転んで七回起き上がるのではないのかと思うかもしれませんが、「八起き」になった語源は仏教にあると言われています。人は生まれた瞬間から歩けるわけではなく、周囲の人たちに見守られながら初めて立ち上がります。それを「一回目」と数えているため、起き上がる回数が一つ多いとされています。

また七度転んでも七度起き上がるだけではなく八度起き上がる勢いでさらなる飛躍を目指すという意味も含まれています。何度失敗しても努力を重ねればいずれ成功する、結果的には成功に導くといった考え方に基づいた表現です。

失敗しても諦めず「七転び八起き」の精神で希望をもって困難に立ち向かいたいですね。

TaxBlue 西出吉辰税理士事務所 総務課 高木

2021年5月25日火曜日

《今日の言葉》  8日目【雨降って地固まる】

     《今日の言葉》 

8日目【雨降って地固まる】

【雨降って地固まる】には、揉め事などが起きたあとは、かえって物事が良い結果になったり安定した状態に収まったりする、という意味があります
トラブルや問題が起きることは悪いことではなく、良い結果に収まるきっかけになるという例えです。

どちらかというと雨が嫌いだという方は多いですが、そんな雨でも「降っている時にはぬかるんでいても、止んだ後には地面が固く締まりむしろ都合がよい状況になる」ということから、あまり良くない揉め事や問題が起こった後にはかえって状況が好転することのたとえとして使われるようになりました。

(由来)
「雨降って地固まる」は
「雨が降ってぬかるんだ土は水分を含み柔らかくなるので、止んだ後は水分が太陽の日差しによって蒸発することで、降る前よりもしっかりと固くなり良い地面になること」からきています。 雨に濡れた土はぐちゃぐちゃしているため、靴が汚れたり歩きにくかったりと好ましいものではありませんが、雨は土が成長する上で必要不可欠となります。 「雨」は「言い争い・喧嘩・悪事・災難」など悪い状態、「地」は「その後の状態」を表します。 「雨降って地固まる」は「雨が降ることで、かえって土がしっかりと固くなる」という意味から、「悪い事が起こった後は、かえって良い事が起こる」という意味で使われるようになりました。

TaxBlue 西出吉辰税理士事務所 総務課 山内

2021年5月24日月曜日

《今日の言葉》  7日目【塵もつもれば山となる】

    《今日の言葉》 

7日目【塵もつもれば山となる】

小さな努力でもたゆまず続けていくと、いつか大きな成果が得られること

由来)
「塵も積もれば山となる」は、仏教書である『大智度論(だいちどろん)』からきた言葉です。
仏教は、日本でも信仰する方が多い宗教ですが、もともとはインドで説かれ始めたものです。現世の苦悩を超越し、悟りの境地に至ることを目的とします。

『大智度論』は100巻からなる大作ですが、その中の94巻目に次のような文章があります。


「譬如積微塵成山、難可得移動」


この「微塵」とはほこりやごみではなく、仏教では「さまざまなものを構成するごく小さなこと」の意味合いで使われています。

「小さなことをおろそかにしてはいけない」という戒めでもあります。
勤勉で真面目といわれる日本人に合っている言葉なのではないでしょうか。

TaxBlue 西出吉辰税理士事務所 総務課 山内

2021年5月21日金曜日

《今日の言葉》  6日目【初心忘るべからず】

   《今日の言葉》 

6日目【初心忘るべからず】

初心忘るべからずとは、何事においても、始めた頃の謙虚で真剣な気持ちを持ち続けていかねばならないという戒め。

(由来)「初心忘れるべからず」の語源は、室町時代の能役者であり、能の作者であった父・観阿弥(かんあみ)が大成した能を、幽玄の能として完成させた世阿弥(ぜあみ)が晩年に残した『花鏡』にあります。『花鏡』には、3つの初心について記されています。

【解釈】
ここでいう「初心」とは「未熟だった頃に味わった気持ち」を表しています。

  1. 是非初心忘るべからず:若い頃の未熟な芸を忘れてしまっては今後の上達は無い。常に初心を忘れずに失敗を糧にしていく必要がある。
  2. 時々の初心忘るべからず:その場しのぎで身につけた技術は何も残らない。若い頃から晩年に至るまで身につけた芸それぞれの初心を忘れずに入れば、そのうち芸に味が出てくる。
  3. 老後の初心忘るべからず:年を取ったからといって「もういい」という事はない。高齢になってからも初めて出会う物事には初心を持って乗り越えなければならない。

このように「初心忘れるべからず」に共通する意味は、
「いつ何時も初心を忘れることなく、
チャレンジ精神を持って物事に取り組もう」
という心構えです。これこそが本来の意味になります。

TaxBlue 西出吉辰税理士事務所 総務課 山内

2021年5月20日木曜日

《今日の言葉》  5日目【善は急げ】

  《今日の言葉》 

5日目【善は急げ】

善は急げ意味とは 「善いと思ったことは、ためらわず、すぐに実行するべきだ」という意味があります。

(由来)「善は急げ」の由来はダンマパダというお経です。

「善を為すのを急げ。悪から心を退けよ。善を為すのにのろのろしたら、心は悪事をたのしむ。人がもし悪いことをしたならば、それを繰り返すな。悪事を心がけるな。悪がつみ重なるのは苦しみである。人がもし善いことをしたならば、それを繰り返せ。善いことを心がけよ。善いことがつみ重なるのは楽しみである。」

このお経が善は急げの由来となっています。

TaxBlue 西出吉辰税理士事務所 総務課 山内

2021年5月19日水曜日

《今日の言葉》  4日目【勝って兜の緒を締めよ】

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4日目【勝って兜の緒を締めよ】

勝って兜の緒を締めよとは、成功したからといって気をゆるめず、さらに心を引き締めろという戒め又、言いかえると、仕事などの物事が、思うように進んでいる時にも、引き続き、 注意してやってゆけという戒め。
戦いに勝って、ほっと一息ついて兜を脱いだとき、ふいに敵が襲ってくるとも限らないから、勝ったとしても油断せず、さらに用心せよという意味から。

TaxBlue 西出吉辰税理士事務所 総務課 高木

2021年5月18日火曜日

《今日の言葉》  3日目【案ずるより産むが易し】

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3日目【案ずるより産むが易し】

案ずるより産むが易しとは、始める前はあれこれ心配をするものだが、実際にやってみると案外たやすくできるものだというたとえ。

「案ずるより産むが易し」は元々、初産を控えた妊婦を励ます言葉でした。 出産は経験者にしかわからない痛みをともなうもので、出産をする前は恐怖心や不安な気持ちを抱く人が多いです。 そんな妊婦さんを経験豊富な女性が「実際に産んでみると、思っているほど大変じゃないよ」という意味で「案ずるより産むが易し」といったのが語源で、「実際にやってみるとたやすいものである」という広い意味で使用されるようになったと言われています。

TaxBlue 西出吉辰税理士事務所 総務課 山内

2021年5月17日月曜日

《今日の言葉》  2日目【千里の道も一歩から】

 《今日の言葉》 

2日目【千里の道も一歩から】

大きなことを成し遂げるには、手近なところから着実に始めていくことが肝要であることのたとえ。

(由来) 「老子-六四」の一節から。どんなトラブルでも、それが始まって間もないうちの方が対処がしやすいことのたとえとして、
 「千里より始まる(一〇〇〇里もあるような長い旅路も、足下の一歩から始まる)」と述べています。
 現在では、大きなトラブルについてではなく、大きな事業について使われます。
 なお、「里」は昔の長さの単位で、古代の中国では、だいたい四〇〇メートル程度です。

出典 コトバンク/https://kotobank.jp

TaxBlue 西出吉辰税理士事務所 総務課 山内

2021年5月14日金曜日

《今日の言葉》  1日目【シンプルイズベスト】

《今日の言葉》 
1日目【シンプルイズベスト】

世界中で読まれている小説『星の王子さま』の著者・アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリは、こんな言葉を残しています。

璧とは、付け加えるべきものがなくなった時ではなく、取り去るべきものがなくなった時のこと

完璧な状態、つまりbestな状態とは、「もうこれ以上加えるモノはない」ということではなく、「これ以上削ることは出来ない」状態である、とサン=テグジュペリは述べています。

モノやサービスを作る時、不必要なモノを削っていくとします。そうすると自ずと必要なモノだけが残り、余計なモノに邪魔されない、「Simple is best.」なモノが出来上がります。

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