2018年1月23日火曜日

【税務研究】平成30年度税制改正の考察

昨日(H30/01/22)と今朝の日本経済新聞の朝刊で、平成30年度税制改正についての記事が載っています。かなり税務の専門的な話ですが、我々の生活に直結する大事な記事でもあります。興味のある方は是非。
西出税理士は税額控除には前向きの立場ですが、なかなか採用されず、所得控除の複雑化に進む背景・経緯について、もう少しよく考えてみたいと思います。

税制改正残された課題(上) 所得控除より税額控除を 三木義一 青山学院大学学長
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO25895680Z10C18A1KE8000/
ポイント
○基礎控除上げは評価できるがなお不十分
○税額控除は複雑ながら低所得者には有利
○税を通じた格差縮小の是非を国民に問え


税制改正残された課題(下) 節税行動の把握が重要に
恩地一樹 大阪大学教授
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO25980040S8A120C1KE8000/
ポイント
○行動調整の誘因は限界税率に左右される
○今回の給与所得控除下げの影響は限定的
○ふるさと納税など節税行動が一層活発に

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