2021年6月3日木曜日

《今日の言葉》  15日目【人は見た目が9割】

《今日の言葉》 

15日目【人は見た目が9割

『人は見た目が9割』というのは10年以上前に「メラビアンの法則」を用いた本で、100万部を超えるベストセラーとなりました。

メラビアンの法則の実験とは「コミュニケーションの際、話している内容と声のトーンや態度に矛盾があった時、人はどんな受け止め方をするか?」いうことを研究し法則化したものです。
の結果、言語情報が7%視覚情報が38%と聴覚情報が55%という割合であることがわかりました。つまり、「君はまったく悪くないよ」と言葉で伝えても、声や表情が「嫌悪」であると、相手はネガティブに受け止めてしまうということです。

このメラビアンが行った実験には、「話している内容、表情やトーンに矛盾があった場合」という前提があり、「その場合、受ける印象はどの情報を最も参考にしているのか」というものでした。つまり、実験結果が示しているのは「伝えたい内容を効果的に伝えるには、非言語コミュニケーションが重要だ」ということであって、「伝える内容は重要ではない」ということではないのです。9割の非言語情報は、1割の「話の内容」の引き立て役になっているのです。

メラビアンの法則は「7-38-55のルール」とも言われ、「言語情報=Verbal」「聴覚情報=Vocal」「視覚情報=Visual」の頭文字を取って「3Vの法則」とも言われています。
効果的で伝わるコミュニケーションをするためには、これら「3つのV」が互いに補完しあう必要があります。そして、3つが一致する時、伝わる力がアップします。

社内でのコミュニケーションの場合は、相手の話をしっかりと聞き、相手と目線を合わせたり、柔らかい表情で接したりすることを意識してみましょう。非言語コミュニケーションを重視した接し方をすれば、好印象や、相手からの信頼が獲得しやすくなるでしょう。

TaxBlue 西出吉辰税理士事務所 総務課 高木

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