《今日の言葉》
8日目【雨降って地固まる】
【雨降って地固まる】には、揉め事などが起きたあとは、かえって物事が良い結果になったり安定した状態に収まったりする、という意味があります。
トラブルや問題が起きることは悪いことではなく、良い結果に収まるきっかけになるという例えです。
どちらかというと雨が嫌いだという方は多いですが、そんな雨でも「降っている時にはぬかるんでいても、止んだ後には地面が固く締まりむしろ都合がよい状況になる」ということから、あまり良くない揉め事や問題が起こった後にはかえって状況が好転することのたとえとして使われるようになりました。
(由来)
「雨降って地固まる」は
「雨が降ってぬかるんだ土は水分を含み柔らかくなるので、止んだ後は水分が太陽の日差しによって蒸発することで、降る前よりもしっかりと固くなり良い地面になること」からきています。
雨に濡れた土はぐちゃぐちゃしているため、靴が汚れたり歩きにくかったりと好ましいものではありませんが、雨は土が成長する上で必要不可欠となります。
「雨」は「言い争い・喧嘩・悪事・災難」など悪い状態、「地」は「その後の状態」を表します。
「雨降って地固まる」は「雨が降ることで、かえって土がしっかりと固くなる」という意味から、「悪い事が起こった後は、かえって良い事が起こる」という意味で使われるようになりました。
TaxBlue 西出吉辰税理士事務所 総務課 山内
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